Shining in Da Sun/太陽に光る

Cyclub (☆サイクラブ☆): Shining in Da Sun (太陽に光る)

Science future / サイエンスフューチャー

cyclub☆サイクラブ☆: science☆future/サイエンス☆フューチャー

Wednesday, August 8, 2012

ドラゴンサンダーツアー2012を終えて/after Dragon Thunder Tour


Japan is changing after 311. people's energy,Art, music are deeper and deeper. Government and media are still trying to hide the truth, but a lot of people are trying to move forward to create better world for future without giving up step by step.. Japan where the sun rises first, is the head of an arrow...  
 2007年に沖縄から青森県の六ヶ所村まで、音楽と共に原発や核の実情を伝える”龍神祭ツアー”を、サイクラブ☆主要メンバーのきじはと中心になって、各地でメンバーを集めながら様々な形でライブを行った。ドラマーの梶原徹也氏とも、このツアーを通して知り合い、高知の龍神の眠る洞窟で奉納ライブなど行った。ほぼ1年半かけて、体調を崩しながら毎日、核の話をしてきたハードな龍神祭ツアーの後、私はサンフランシスコへ移り住んだ。
 2000年、都会で育った終わりの無いアレルギーによる薬漬けの生活に限界を感じて渡米し、マサチューセッツの森で自然療法での解毒生活を通して様々な気付きがあった。それから6年して日本に戻ると、体調がまた悪くなり、導かれるままに音楽で旅をすることになった。坂本龍一さんが中心となっている、アートで核のことを伝える”スットプ六ヶ所ムーブメント”に賛同、日本の自然破壊、原発や核の現情を知り、体調も悪化した。この龍神祭ツアーを通して、ラップがラジオでカットされたり、日本のメディアの実情や破壊に向かって行く日本の姿を目の当たりにすると同時に、少数派と言われるたくさんの人達が苦しみ、命がけで残された自然を守ろうとしてきたことを知り、沖縄の軍事基地も原発問題も全ては繋がっていることを知った。そして水の神様である”龍神”の存在を知り、日本にはたくさんの龍神様がいることも知った。そして自然に残されている水に当たると、少しでも肌が治り楽になることも知った。
 龍神祭ツアーの後、日本のことを懸念しながら、サンフランシスコでは”日本”をテーマにした作品を創り続けきた。311の後、今回、4年ぶりの帰国となったこの”ドラゴンサンダーツアー”では、サンダービート、元ブルーハーツの梶君、そしてきじは、マークが中心になって、大阪メンバーの坪井さん、ヨウスケさん、名古屋メンバーのコウジロウ、ダンサーのユーカリ&タオ、ファイヤーのシン君、ジャグリングのこうたろう君、ライブペインティングにゆかりちゃん、そして今回のツアーの旗をライブペインティングしてくれたミヤケン、キッズクラブでは竹舞、映像は森本ユウヤが参加して、サイクラブ☆の”創造のエネルギー”を放出したお祭りを打ち上げた。
 今回のドラゴンサンダーツアーを通して、日本の実情を感じ知った。
関東から東北にかけては、鼻血、咳、のどの痛みがあり、福島を車で通りすぎた時に、ガイガーカウンターが反応、今の現状というものを知った。東北では家、会社を目の前で流され、放射能のために人生かけてやってきたアワビの養殖をやめた方々、150人の知り合いが亡くなった方、流された駅の駅長さんの体験談はすさまじいもので、アメリカ海軍に助けられたことも語ってくれた。
 福井県の大飯原発が再稼働してしまい、サイクラブ☆の友が住むその辺りでは、人の鎖となって再稼働を止めようとしてきた多忙なみんなが、我々をあたたかくおいしいご飯と笑顔で迎えてくれた。彼らの感じる危機感をたくさんの人が今現在も感じ続け、そしてそれを伝え続けて行くことが日本人としての使命だと強く感じた。
 日本に来て感じたことは、表ではメディアや政治の醜さが露骨であるが、アートや音楽をはじめ、みんなの真剣さや、優しさ、人を思う気持ちがとても深く、感動することばかりだった。5年前の龍神祭では考えられなかった、国会議事堂前での10万人を超えるデモは、日本国民が自ら立ち上がり、非暴力の美しい革命の瞬間を見た。そこにいた警官の顔もみんな同じ普通の人だった。そしてこれは一瞬で終わることではない、他の国が実現しているように、自然エネルギーにシフトするまでは長い目で根気よく意識を合わせていくことなのだ。自分のできることから、一歩一歩。。広島、長崎、そして福島を忘れてはいけない。。日の出づる国、日本が世界の矢印の先なのだ。